活用事例

さけ定置船上からの漁獲報告を基点とした情報利活用

2024.07.24

漁業現場では従来のベテランの経験や勘だけでなく、先端技術やデジタル化が広がっています。この流れは、人手不足や燃料高騰といった経営環境の厳しさの中で、潮流の確認や漁獲量の報告を支援するアプリの活用が進み、スマート漁業は漁業界の新たな方向性として浸透しています。

陸から潮の流れを確認

ある漁協では、船を出す前にスマートフォンを使って海の状況を確認しています。マリンマネージャープラスレックを利用して海上の観測ブイと連携して潮の流れや海面水温などをリアルタイムで把握することができます。漁獲量の入力はアプリ上で行われ、集計結果の共有を行うなどし、効率的な経営が実現されています。

物流の2024問題への対応

これまでは漁船が帰港直前に漁獲量を報告し、それに基づいてトラックの台数を調整していましたが、マリンマネージャープラスレックの導入により、漁獲量に合わせたトラックの手配がより効率的に行えるようになりました。その結果、効率が向上し、運輸会社も運転手不足などの課題に対処しやすくなりました。

次世代へ繋ぐスマート漁業の未来

また、アプリを活用することで、ベテラン漁師の経験や勘をデータとして記録し、分析することも可能になっています。現在、複数の漁協がこのサービスの導入を検討していただいており、スマート漁業の普及が広がっています。

モバイルサービスを漁具の一つに

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