みなと新聞

【みなと新聞】モズクやメカブで「ヌメ活」 九大院・広瀬教授ら 冬の感染症対策に提唱

2026.01.05

 【福岡】九州大大学院農学研究院の広瀬直人教授と宮崎義之准教授は、新しい健康食習慣に「ヌメ活」を提唱する。モズクやメカブに豊富な「フコイダン」は、海藻特有のヌメリ成分で、免疫細胞を活性化して抗ウイルス作用を示すことが研究で明らかになった。冬場は寒暖差や乾燥、生活リズムの乱れから免疫力が低下し、インフルエンザやウイルス性胃腸炎などの感染症リスクが高まる。モズクやメカブを中心とした「ヌメ活」は、冬の感染症対策に高い効果が期待できる。

 モズクやメカブ、なめこ、オクラなど「ヌメヌメ」とした食材にはフコイダン、ペクチンなど天然多糖類が含まれる。これを「ヌメ活」として日常的に摂取することで腸内環境が整い、免疫力向上や代謝促進などの健康効果が得られる。

 広瀬教授は、自身が沖縄在住時に日常的にモズクを食べる生活を送り、健康を維持できた実体験から研究に着手した。ヌメリ成分が腸内環境の改善や免疫バランス調整に寄与することを科学的に裏付け、「ヌメ活」という新たな食健康法を提唱するに至った。

 また、宮崎准教授は、オキナワモズク由来のフコイダンがインフルエンザウイルス感染を予防する効果をマウス実験で立証し、アメリカ免疫学会など国際学会で発表した。

 ヌメ活は①スーパーやコンビニで手軽に手に入る食品を活用した日常的な健康習慣であること②九州大をはじめとする多くの研究による科学的根拠に基づいていること③さまざまなヌメヌメ食材を組み合わせられ、年代や性別を問わず多様な健康課題に対応できること-が特長。

 モズクを主役に、豆乳やキノコを合わせた「豆乳モズクきのこ鍋」など、体を温めながら免疫力を高めるメニューも提案する。「ヌメ活」を、自然由来の成分で体を守る、科学的根拠と実践しやすさを兼ね備えた新たな健康トレンドとして、広瀬教授らはPRを進める。

[みなと新聞2025年12月12日17時50分配信]
https://www.minato-yamaguchi.co.jp/minato/

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