【みなと新聞】日本事務器が１００周年　取引先に感謝のイベント

　漁業者がスマホなどを通じ過去の操業記録・漁場位置を分かりやすく残し共有できる「ＭＡＲＩＮＥ　ＭＡＮＡＧＥＲ　＋ｒｅＣ．」などを運営する日本事務器（東京都渋谷区、田中啓一社長）は、１９日に東京都千代田区のパレスホテル東京で「創業１００周年記念お取引様感謝祭」を開いた。田中社長は「続けられたのはたくさんの関係者の方々のおかげ。われわれのお誕生日会ではなく、皆さまに感謝を表したい」と強調した。

　冒頭には動画で計算機やタイプライターなど事務系機器類の販売に始まり、システムの企画開発まで担うようになっていった社史を振り返り。田中社長は、デジタルトランスフォーメーション（ＤＸ）や生成ＡＩ（人工知能）だけでなく、ＡＲ（現実拡張）、Ｗｅｂ３・０、３Ｄプリンターやドローンなど近年のＩＴの発展に言及し、「今後どんな社会になるか分からないが、新しい技術を先行して取得し、お客さまがやってみたいとなったらすぐにできるよう頑張っている。皆さま、引き続きご指導とご鞭撻（べんたつ）を」と呼び掛けた。

[みなと新聞2024年12月25日18時10分配信]
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