みなと新聞

【みなと新聞】カキ 広島、最終盤も高値基調 国産減で韓国産輸入増

2026.05.19

 広島県産のむき身生産は5月末で終了する見通し。大量へい死の影響で大幅減産が続いてきたが、春以降は成育改善もみられる。夏場のへい死リスクを見据え、秋以降の来期向けに残す予定のカキを前倒しで収獲する生産者もある。5月単月の生産量は「前年同月の8割程度まで戻りそう」との声がある。

 広島産の5月第3週の中心浜値は前年同期比約3割高の1本(推定約16キロ)2万6000円前後。卵持ち個体が増え、品質歩留まりの低下が見込まれるなど、相場は月末に向けて徐々に弱含むとみられる。

 宮城県漁協のむき身入札は5月中旬で日量3トンが上場。中心相場は生食・加熱用とも3割高の1本(10キロ)1万2000~1万円で取引されている。

 岡山産のむき身生産は5月1日で終了。今期生産量は例年の3~4割水準にとどまり、直近10年間の中で最も少なかった年と比べても「半分ほど」という低位になった。

 韓国産冷凍カキの3月輸入量は前年同月比73%増の724トン。1~3月累計では2・1倍の1034トンで、広島・岡山産の減産を受けて大幅に増えた。3月のキロ平均単価は4%高の1062円(CIF)だった。

[みなと新聞2026年5月15日17時50分配信]
https://www.minato-yamaguchi.co.jp/minato/

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