【大阪】大阪湾の秋季(9~10月)シラス漁は、好調だった前年並みか前年を上回りそうだ。大阪府立環境農林水産総合研究所の水産技術センターがこのほど漁況予報を発表。8、9月のカタクチイワシの卵稚仔発生量が前年より多く、稚仔の9月までの生き残り状況も前年より良いと推定した。
同センターによると、秋季に同湾で獲れるシラスはカタクチが主体という。産卵されてから漁獲対象になるまで1カ月弱かかるため、8、9月の卵稚仔量と、この間の生き残り状況が漁獲量に大きく影響する。
卵の採集数(速報値)は、8月は前年を下回ったが平年(1985~2024年)より多く、9月は前年同月比6%増で、平年の約3・5倍となった。稚仔の採集数(速報値)は8月は平年並みだったものの前年より多く、9月は前年の約56・7倍、平年の3・4倍と大きく上回った。
今年のシラス漁は4月20日に本格的に始まり、8月下旬まで前年同期を上回る漁獲が続いた。8月末以降は漁況が悪化し、低調な漁獲が続いたという。
[みなと新聞2026年9月17日17時50分配信]
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