【魚と人のおはなし】魚のブランド?! 勘と経験?データ? 思いってなぁに?!〜マシェリーのつぶやき編〜
2024.10.25
Summary
\おはようございます。こんにちは。こんばんは。(^o^)/
みなさん!ご無沙汰しております!
マシェリーこと増元 理名です🐥ピヨヨッ
あっという間に季節は巡りますね🌞
秋は好きな季節なのでウキウキしています。ですが春と夏と冬も好きです。
秋といえば食欲の秋!よだれがでちゃいますね。(何の話)
さて、唐突ではございますが、弊社は2024年2月1日をもちまして創業100周年を迎えました👏パチパチ
「MarineManager +reC.(ぷらすれっく)」を知っていただけることも増え、お客様が「アプリ」ではなく、「ぷらすれっく(+reC.)」と呼んでくださることも増えました。(ウレシイ)
また、最近では「まりまねぷらすれっく」という呼び方も増えてきました!
実は本サイトもリニューアルし、「私たちの思い」ページが新設されました!
他ページも変化していますので、ぜひご覧ください♪
さてさて、お久しぶりの今回は、”思い”もあわせながら学びエピソードをご紹介したいと思います!それでは早速、「魚と人のおはなし〜漁業者さんの努力&マシェリーのつぶやき編〜」いってみよ〜う!💨
(表現の都合上、本文章内では「です・ます調」ではございません。ご了承ください。)
〜🐟漁業者さんの努力と工夫丨ブランド化〜
みなさん、「ブランド魚」をご存知ですか?
ブランド魚というのは・・・むむ、と言いつつ、明確な定義は・・・あるのかしら🤔
ブランド魚は、品質や鮮度が高い、こだわりの味、その地域だけでの生産・管理など、条件を定めるなどして基準を満たしながら、付加価値を高めていたり、高い品質基準を保ち、知名度も高くある…など特徴があります(と認識しています。)
スーパーでも、ブランド名の書いたシールが貼ってある水産物が売っていることもありますね。(探してみよう〜👀)
そんなブランド魚ですが、実際に取り組んでいる漁業者さんにお話を伺いました🎤
定置網漁を営む、北海道のとある組合に所属する漁業部さん。
・ 船上で活締め(血抜き・神経抜き)を行う
・ 徹底した温度管理を行う
・ 脂肪率が 8% 以上のもの(魚体は 2kg 以上)
などなど、他の条件もありますが、いくつかの厳しい条件を定め、これらを満たしたサクラマスに名前を付けてブランド魚としているそうです。
船上で活締め…ただでさえ忙しく慌ただしい船上で…すごいぜ…。
さらには、これらの技術、1人専任がいるというのではなく、漁業者さん全員ができるように努めているそうです!つまるところ、プロフェッショナル集団!
かっこよくてしびれちゃう。ビリビリリ⚡️
条件を定めるのも、なかなか難しいそうで👀
サクラマスを含め、他地域の魚も積極的に口にしながら、ブランド魚をより良くするために研究も行っているそうです。勉強熱心な姿勢にこれまたビリビリリ。
『「さけの漁獲量日本一」の組合と呼ばれるからには、本当はさけのブランド化をしたかった』と。だけど、陸近くで獲れるサケなので色が良くないそうで、、、
では先に、サクラマスでブランド化の取り組みを進めてから、さけに繋げようと思ったとのこと。
ブランド化がゴールではなく、その先を考え動く姿、思いと努力にジーンとする私。
ちなみにとっっっても美味しくて、部位や料理方法でこんなにも変わるのかと、食材としてみた「魚」の幅広さ・秘められた可能性も学ぶことができました🤤
みなさま、魚を食べましょう🤤
さて
同じ魚種だったとしても、地理的環境や漁期の違いなどがあり、地域ごとに獲れる魚には違いがある。
その”違い”をマイナスではなく、武器へ変えるには簡単なことではない。
取り組む過程が周囲に影響を与え、産業の活性化へ繋がる。そして産業が活性化するということは、町の活性化に繋がる。全て繋がっているのだなと改めて感じました。
そして、この取り組みの発信源は、生産現場から行われているということ。
魚1尾の背景には、価値を高める努力があり、苦労・喜びがあり、たくさんの方の思いがあること、胸に留めておきたい。
事実を知ることはとても大事で、そこからどう考えるかに関しても先入観を持たずに知ることが大切だと思っています。うむうむ。
様々な生産現場の努力や苦労、喜び。水産物を口にしている消費者である私達は、知り・理解する責任があるんじゃないかとも思っています。
漁業者さんが、漁獲だけでなく、その先にある消費者のことまで考えて取り組んでいるように。
〜🐟漁業者さんの「勘と経験」 と ITでお手伝いできること〜
転職をしてから4年目。たくさんの方にお会いしました。
あっ、水産庁が進めている「海の宝!水産女子の元気プロジェクト」にも水産女子メンバー入りさせていただきました。照
よろしくお願いいたします🐟♡
(水産女子ってなぁに→https://www.jfa.maff.go.jp/j/kenkyu/suisanjoshi/181213.html)
というのは置いておいて・・・(自分やろがい)
水産業という業界、「勘」「経験」「気持ち」「希望」よく目にする言葉だなと感じています。形で見るには難しい言葉ですが、私自身も感じることが多い言葉であり、当サイトでも使用している。
うーん、「勘と経験」ってなんぞ。どのようにして培われるのだろう。
例えば・・・自然と対峙する仕事をする漁業者さん。やはり環境状況を確認することはかかせない。
日々の漁業の中で、複数の天気アプリ・海況情報を見て、複数の情報から傾向を読み取り、「じゃあ自分のところはこうかな・今日はこういう変化になるかなって推測する」と聞いたことがある。
環境状況1つにしてもそれぞれ解釈が違っていて、”これがうまくいく!”と見つけた方法も異なる。この過程こそ勘と経験に繋がると感じた。
一方で先日、ホタテ養殖を営む漁業者さんにはこういったお話を伺った。
「一昨年・昨年と苦労が多かった、こういった時こそ記録が大事」
「感覚や自身のスケジュールからの判断だけでなく、データも一緒に見たうえで判断することが大事」
勘と経験に繋がるような試行錯誤した内容を残していくことや、日々のデータの重要性を強く感じた。
このような中、デジタルの力で私達が力になれることはなんだろうか。
ITと聞くと魔法のようなイメージを持ってしまう人もいるかもしれない。(えっ?入社前の私ですって?あらやだ、恥ずかしい🙈キャッ)
ですが、技術を組み合わせて生み出すのも、これまた人間。
ITによって正解を差し出したり、導き出すのではなく、自分たちがうまくいく方法を見出していくことに繋がるような、ヒントや材料があることが大切なのかも。
ならば、人ではなくITだからこそできることは何だろうか。
例えば、種類も違うようなたくさんの情報やデータを、素早く簡単に一度に扱うことができることが1つある。
この話でいえば、トライ&エラーの回数を増やしたり、思い浮かばなかったデータの組み合わせを試したり、新しい視点を開拓することができることができるかもしれない・・・💡
けれど、これも、毎日変わっていくものであって、今日はこのように思っていても1週間後には「あたりまえ」も変わっているかもしれない。
環境もどんどん変わっていく中で、このようにして日々培われていく大切な「勘と経験」を高められるようにすること。
かつ、ツールや気持ちという理由で、失われていかないように守っていく環境をつくることが私達にできることなのでは、と最近考えています。
たくさんの漁業者さんにお話を聞かせていただく中で、感じることでした🐟
「できること」に目を向けがちですが、「なぜ」取り組むのかもすごく大切。
今開いていただいているMarineManager +reC.のサイトでも、「何ができる」だけでなく、ハートもお届けしたい。
そんな気持ちで、リニューアルでは「私たちの思い」が新設されました!(よし、ちゃんとスタートに戻ってきたぞ・・・)
?今回のおはなしはいかがでしたか(・ω・)?
さてさて、戻ってきたところで、そろそろお開きとしましょうか。ふぅ。
今回はちょっと語りすぎちゃいましたかな。
ここまでお読みいただいた皆様、ありがとうございます!!!
とっても嬉しくて、走り出しちゃう。(急に走ると危ないよ)
あ〜なんだか、イカが食べたいな。まあイッカ。
たいも食べたいな。
でもやっぱ、日本人はさけはさけられないよね〜。
・・・さて!秋が来て、冬が来て、どんどん寒くなっていく時期ですね!!!!!
皆さんご自愛くださいね!!!
さて
魚のブランド?! 勘と経験?データ? 思いってなぁに?!〜マシェリーのつぶやき編〜
これにておしまい!
次回もまたお読みくださいね!!!ジャンケンポン!✊✌🖐うふふふふふふふふ!!!!
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