【横浜】魚食の魅力をPRする消費者向けイベント「さかな文化祭」が22日、横浜市で開かれ、多くの家族連れらが飲食や買い物を楽しんだ。体操や貼り絵など体験メニューも充実し、笑顔で挑戦する子どもたちでにぎわった。
同イベントは水産企業などが小学生とその家族を中心とした若年層に向け、“学びによる水産の新たな価値”を提供し、水産物の消費拡大を図るもの。体験型の魚食推進イベントとして、開催は今年で5回目となる。一般社団法人スマートニッチ応援団が主催し、水産庁やJF全漁連、大日本水産会、横浜市教育委員会が後援した。
同日は快晴に恵まれ、ステージイベントなどを多くの人が楽しんだ。日本かまぼこ協会とアラスカシーフードマーケティング協会(ASMI)はねり製品の機能性の強みであるフィッシュプロテインや、米国アラスカ州が取り組む資源の持続可能性(サステナブル)などを大々的にPR。子どもたちは両者のマスコットキャラクターと一緒にかまぼこ体操に汗を流した。
大手ねりメーカーなども出展し、紀文食品(東京都中央区)はかわいらしいキャラクターかまぼこを無料で振る舞った。鈴廣かまぼこ(神奈川県小田原市)は見栄えの良いかまぼこの飾り切り、KAISO・BANKはブルーカーボンについて学べるペーパークラフト制作、横浜市立大国際商学部の柴田典子教授の研究室は廃棄予定の魚の販促シールを使った貼り絵体験ブースを構え、いずれも笑顔で楽しむ小学生らで会場はいっぱいだった。

[みなと新聞2025年11月25日17時50分配信]
https://www.minato-yamaguchi.co.jp/minato/
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