
農林水産省は3日、2025年の農林水産物・食品の輸出額を発表した。水産物は前年比17%増の4231億円で初めて4000億円を超え、過去最高だった23年の3901億円を更新した。
輸出重点品目のうち、調製品を除いたホタテガイは30%増の906億円。ベトナム向けが加工用の冷凍両貝に加え、玉冷の現地加工の拡大などで増加した。ブリは27%増の528億円。米国向けが24年夏の環境変化による成長遅れに伴う輸出時期の後ろ倒しの他、脂ののった大型サイズの需要の高まりなどで単価上昇により増加した。タイも16%増の80億円と伸びた。カキは12%減の42億円だった。
調製品のうち、ホタテガイ加工品は33%減の118億円。香港向けが干し貝柱やボイルホタテなどに向けられるホタテガイの不漁などで減少した。ナマコ(調製)は25%減の79億円。香港、台湾向けが引き合いの弱まりによる単価の下落などで減少した。ねり製品は4%増の118億円、カキ加工品は9%減の13億円だった。

農林水産物・食品全体の輸出額は13%増の1兆7005億円だった。米国、香港など主要輸出先国・地域のすべてで前年比でプラスを記録し、13年連続で過去最高を更新した。政府目標の2兆円には届かなかった。30年までの目標は5兆円としている。
関係者の聞き取りでは、日本食への関心の高まり、インバウンドによる日本食の認知度向上、健康志向の高まりなどを背景に、既存商流における取扱量の拡大や新規商流の獲得などが輸出増加の要因とする。
[みなと新聞2026年2月3日17時50分配信]
https://www.minato-yamaguchi.co.jp/minato/
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