みなと新聞

【みなと新聞】九州アジ 西巻漁が本格化 5月水揚げは高水準

2026.06.12

 西日本巻網船団(大中型)の5月1~29日におけるマアジ水揚げは前年同期比2割減ながら、5月としては高水準の水揚量で推移した。盛漁期(例年4~8月)がいよいよ本格化した。

 同期間の長崎市、長崎県松浦市、佐賀県唐津市、福岡市を合わせた水揚げは約27万箱(1箱約16キロ換算)。漁場は長崎県対馬沖を軸に、同県五島西沖と東シナ海。前年同月は過去10年中最高の約35万箱だった。

 「いよいよ漁本番。脂も増してきた。今期はマサバが好漁だったが、マアジも負けていない。何よりマアジは毎年の水揚量が安定している。今期も豊漁が期待できる」と産地関係者。

 サイズ別では1尾120グラム超(中心浜値1箱5800円)が7割を占める。120グラム以下の生切り向けサイズ(同4000円)は3月以降、水揚げ割合が上がっており、5月は3割ほどで推移した。

 九州近海で水揚げされる同船団のマアジは国内で最大クラスの水揚げを誇る上、安定した水揚げを維持する。半面、九州北部の産地市場では冷蔵庫不足や選別人員の不足から、よりスムーズな販売を推進している。産地関係者は「今年も九州近海物のマアジは買いだ」と強調する。

[みなと新聞2026年6月9日17時50分配信]
https://www.minato-yamaguchi.co.jp/minato/

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